MINtSの特徴 Features of MINtS

非小細胞肺癌の治療にアクセス可能な遺伝子変異を網羅的に検出・解析

3遺伝子(EGFR、BRAF、ALK)の変異検出により、併用投与を含む計12種の抗悪性腫瘍剤の適応判定の補助に用いることができます。
3遺伝子のマルチ検査で、保険点数は9,000点です。
参考情報として、ROS1、MET、RET、KRAS、HER2(ERBB2)、NTRK1、ALK二次変異も提供可能です。

遺伝子変異 関連する医薬品
EGFR
遺伝子変異
ゲフィチニブ、エルロチニブ塩酸塩、アファチニブマレイン酸塩、オシメルチニブメシル酸塩、ダコミチニブ水和物
BRAF遺伝子
変異(V600E)
ダブラフェニブメシル酸塩及びトラメチニブ ジメチルスルホキシド付加物
ALK
融合遺伝子
アレクチニブ塩酸塩、クリゾチニブ、ブリグチニブ、セリチニブ、ロルラチニブ

POINT 1

細胞診検体が使用可能

従来の遺伝子検査で用いられる組織診検体(FFPE検体)に加え、気管支鏡検査時に採取する細胞診検体でも検査可能です。

遺伝子検査における細胞診検体のメリット

MINtSでは良質な検体を得るために、気管支鏡検査時の細胞診検体の採取・処理方法の見本動画を提供しています。
各ご施設の実情に合わせて参考にしてください。

細胞診検体採取・処理操作動画

  • その他、検査可能な検体種と提出方法はサポート資料をご確認ください

POINT 2

臨床現場のニーズに応えた検出感度

各遺伝子の最小検出感度は以下の通りです。

遺伝子 変異型 最小検出感度
EGFR G719X 1.50%
S768I 1.50%
Exon 19
deletion
1.48%
L858R 1.48%
Exon 20
insertion
1.49%
L861X 1.55%
T790M 1.41%
BRAF V600E 1.41%
ALK EML4-
ALK
Fusion
186コピー/テスト

POINT 3

検査過程での核酸濃度と品質のフィードバックシステム

ご提出いただいた検体の核酸濃度と品質が、検査結果に影響が出る可能性があると判断された場合にフィードバックを行います。
そのまま検査を続行されるか、別の検体で再度ご提出いただくか、あるいは他法をご選択いただくかご判断いただけます。
これは、患者さんの迅速な治療選択を第一に考え、解析不能など患者さんの不利益につながる結果報告のリスクを減らすことを目的としています。

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